邦画特集掲示板ログ34
(投稿331 〜 340)


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331.次の段階に移行しましょう

投稿者:当サイト管理人 - 2000年 10月 10日 20時 16分 49秒
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 当サイト管理人の発言を誤解し,失望された方がかなりいる様子なのは残念です。
 [投稿321]で、自分は、「映画を観る、という行動以外で、われわれになにができるでしょう?」と皆さんに呼びかけましたが,これは、「われわれには観る以外のことはなにもできない」という意味ではありません。
 観せられる立場にありながら、観るものを選ぶことはできるし、さらに、観たいものが観られるよう求めることができるのですから。
 その通り。
 力学的に、政治家を支える民衆と同様、映画がどのようなカタチとなって市場に出回るかを決められる存在なのです。
 われわれはあくまでも、観客側、映画産業の構造の中では消費者という立場であることを踏まえたうえで、日本映画のためなしえる最良の貢献とは?
 それは、消費者のニーズからメーカーをせっつくこと、すなわち「こんな映画を作ってほしい」という要求を具体化させた企画を提出するやり方以外にあり得ないと思われます。
 みなさん、いかがでしょうか?
 ご異存がなければ、その方針に沿った議論の場へと、この掲示板の目的を前進させたいと思うのですが。


332.こんなのはどうですか

投稿者:picnic - 2000年 10月 10日 23時 11分 31秒
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私は、残念ながら邦画は観ないほうです。
あんまりおもしろいとおもわないんです。
SF映画を作ったとしても、洋画にくらべ迫力にかけるし
北野武監督の作品は確かに評価されてますが
映画祭向けっと言った感じ娯楽としてみるものではないと思います。
でも、ドラマの映画化は観てもおもしろいものが多いと思います。

良く読まれてる小説の映画化とかをしていってはどうでしょうか?
推理小説や恋愛小説なら大掛かりなセットもいらないだろうし
コストもかからないし・・・
もう少し若い人が分かりやすい内容で
娯楽として見やすい映画を作ってほしいと思います。


333.いいじゃないですか!

投稿者:ゲ-リ-おらだまん - 2000年 10月 10日 23時 26分 58秒
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>管理人さま
いいじゃないですか!無論、私は依存ありません!
管理人さまの提案を支持します。頑張って行きま
しょう!


334.うるさい観客になってほしい

投稿者:もんどり - 2000年 10月 11日 01時 27分 13秒
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 一応、現場にいる人間なので、一言言わせてもらうと、日本人の役者のレベルはかなり低いです。そして、層が薄い。
たしかに素晴らしい役者さんもいます。が、大抵は下手くそなスター演技(スター演技は本人の個性に役を引き寄せる演技、役者の演技の基本は役に近づいていく演技。詳しく言い出すと10冊は本がかけるので、簡単ですが)なのです。
そのレベルの演技で納得してしまう観客の目自体の熟成度を鍛えなければならんと思うのです。
アメリカとかフランス、インドとかの観客のうるさいことは日本の比ではないです。たくさん観ているからこその審美眼が養われてもいるんです。
それは当然演出術においてもそうです。
『ホワイトアウト』の貧相なこと。せっかく画はいいとこまできているのに、
アクションのセンスのない監督と下手くそなスター演技しかできない女優の
せいで本当に出来の悪い映画になってしまっている。
まずいい作品を観ることです。
洋画でも邦画でも年に何本観ますか?
いっぱい観て、うるさい観客になってください。
出来の悪い作品は悪いと言えるような。


335.厳しいことを申し上げましたが

投稿者:KAMAKIRI - 2000年 10月 11日 09時 38分 13秒
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kamakiri53@mail.infoseek.co.jp

 厳しいことを申し上げましたが、お許しください。
 私も、今行っている投票の結果を反映させるべく、映画会社に働きかけを行っていくつもりです。素人のできることには限りがあることも承知しておりますが、インターネットによって、素人のできることが広がったことも確かなようです。お互いにがんばりましょう。(アンケート投票ですが、割合面白い方向に向かってきているようです。ぜひ,のぞいてやってください)


336.わかりやすく爽快な巨費を投じたやつを

投稿者:あんさ - 2000年 10月 11日 09時 56分 27秒
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1本作れば割と活性化しそうな。

個人的には、和製ジャンヌダルク自衛隊バージョンなんか見てみたいですな。


337.マス・マーチャンダイジング

投稿者:mako - 2000年 10月 11日 10時 34分 45秒
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mako@mako.org

>それは、消費者のニーズからメーカーをせっつくこと、すなわち「こんな映画を作ってほしい」という要求を具体化させた企画を提出するやり方以外にあり得ないと思われます。
 管理人さんのおっしゃるまさにこれはマーチャンダイジング・・・
ですから、ウォンツ商品とは良く似ているがまったく別物ですよね・・・
マーケティングって言い回しも良く言われますが 一般のマーケティングって
お客さんに売り付けるためのノウハウに過ぎない、今の日本映画界はそこいら辺りを勘違いしている 売りたい商品を作ろうとするが売れる商品を作っていない

映画業界はまさに流通業そのものです・・・
流通業で一般化しているマーチャンダイジング(原料から消費の終了までの商品の
全過程を自らデザインしコントロールする事)
そういう意味ではハリウッド映画はマス・マーチャンダイジングの手法にのっとって
組み立てられた商品だといえると思います。
原料はこの場合シナリオでしょうし役者という意味でしょう 商品とは映画興行そのもの
消費の終了とは、お客様が観終って感動を与えるまでという事だと思います
日本の映画界の場合 作るだけまたは売るだけになってしまっている 系列映画館って日本の特徴だけれども
そこには一貫した流通業としてのマーチャンダイジング思想が希薄であるような気がしてならない
芸術性を追求するならそれはそれでいいとおもうのです。
時に普遍的な芸術性は大衆に感動を与えますが、
芸術(漢字が本来持つ芸という意味ではないですよ)とは出発は
そもそも自己の表現であって自己満足の最たるもの
それを、大多数の消費者の受けねらいを取るなんていうのはそれこそ よこしま
売るためには、管理人さんがおっしゃる
>それは、消費者のニーズから・・・・
が不可欠だと思います


338.やっぱいろいろ・・

投稿者:HENRY/R - 2000年 10月 12日 00時 36分 08秒
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投稿アドレス:211.122.140.34

 意見を交わすのも大切だけど、やっぱり変えられる立場と変える力を持たない人間が
ぶつくさ言うより、1人1人がその立場と力をえられるようまい進すべきでしょ、本気で変えたいなら。

そのためにもここはすごくいい意見が交わされているので勉強になります。
狭い領域でうだうだ言うより、こういう不特定多数の人間が来る所での意見交換の方が
僕は楽しいです。

さて、「映画を見る以外で我々に何が出来るか?」
何も映画を作る人間になるばかりではないんですよね。
 大企業のトップを取り、優れた映画を作れるように投資を行う。連盟を作って投資をする。
などなど。それが何十年後になるかはわからないけど、そういうことも出来るんじゃないでしょうか?
 実際日本の映画の文化レベルが他の先進国に比べてがくんと下がるのは、やはり有力な投資家、あるいは
投資組織がないからだと思います。
 優秀な人材を発掘したり育てたりが十分に出来ないのは、それが原因だと思います。

優秀な人材と大胆な投資家、ことはこれだけではないと思いますがまずこれをクリアしないと。

時間はかかっても、本当に本気で日本映画の水準を上げたいなら、もっと広い視野でじっくりやらなければ


339.「ホワイトアウト」で一言

投稿者:ふじき78 - 2000年 10月 12日 08時 47分 25秒
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投稿アドレス:133.249.52.2

 「ホワイトアウト」はそんなに誉める人いないんですか?
欠点もありますが、充分鑑賞に耐える映画だったと思うのですが、
この掲示板では何となく煮え切らない評価ばかりですね。
少なくともハリウッドの超大作「アルマゲドン」なんかよりは
いくらもいい映画だと思います。
もしかしたら「日本映画を誉めるなんてカッコ悪い」とか
「日本映画を誉めたら程度低いと思われる」みたいなフィルターが
心のどこかにかかってるのではないでしょうか?
こういう厭戦気分をなくす為、面白い日本映画を見たら、
洋画と同じように面白かったとちゃんと回りに吹聴してあげてください。
見る、作る、と同じように「客として客を呼ぶ」という事だって
打てる手の一つです。
ところで、松嶋奈々子は悪くないと思いますよ。攻めの演技はしてないけど、
あの「嫌な女の役」がそんなにギスギスしないのは松嶋奈々子がやったからに他ありません。
観客の目が熟成しているアメリカ「アルマゲドン」のスティーブ・ブシェーミの
方が個人的にはよっぽどやだな。


340.日本映画について

投稿者:roiya - 2000年 10月 13日 20時 45分 57秒
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投稿アドレス:143.90.189.191
ホームページ:
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Stage/2606/

 日本映画にいえることは、伝統的というべき映画人が多いという事です。
職人的であり、間を大切にし、古臭くもあり、不器用とも言えます。
その点アメリカ映画には無い、意気込みがあります。深い人間模写であったりします。これは、見る人に高い感性を求めます。
極端な話、派手な映画を見たい人はハリウッド映画を見ればいいのです。
ただ、有名アイドルが出ているだけでそこそこ売れてしまう、現状はいただけないと思いますが。


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