邦画特集掲示板ログ28
(投稿271 〜 280)


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271.「男はつらいよ」「ゴジラ」に夢中になっている人々

投稿者:翔Time - 2000年 09月 27日 18時 22分 12秒
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 朝鮮民主主義人民共和国の金正日総書記は、「男はつらいよ」シリーズが大好きで、ビデオも全部そろえているという話を聞きました。北朝鮮の映画人に、「あれ(寅さん)をみて、学べ」と言ったという話も聞きました(真偽はわかりませんが)……ま、日本映画の素晴らしさを知る人が、超身近ぢゃない人が、日本映画の素晴らしさを知っているとは!
スティーブン・スピルバーグやジョージ・ルーカス、ジュラシック・パークのスタッフが、「ゴジラ」(1954)を観て、夢中になったというのは有名な話ですが、スピルバーグが日本の映画人にあうと、必ず「本多(猪四郎:「ゴジラ」1954年版の監督)はお元気ですか?」と質問するという話は、あまり知られていないようですね。


272.はじめして。

投稿者:知美 - 2000年 09月 27日 18時 22分 53秒
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 海外に売り出す前に、もっと日本人に邦画の素晴らしさを
広めた方がいいのではないのでしょうか?
私自身、あまり邦画は観ないし(笑)
あんまり、邦画の情報というのが入ってこないような気がします。
ミニシアターとかではなく、普通の大きい映画館でやってくれるような
邦画がもっとでてきたら興味も持つと思います。


273.日本映画とは何か?

投稿者:まるさ - 2000年 09月 27日 20時 52分 11秒
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 日本映画とは何か?
「歌は世につれ、世は歌につれ」という言葉がある。歌の部分を日本映画に置き換えることは可能か?
日本映画全盛の時代、町には映画があふれ、1週間で番組が変わっていた時代。
スクリーンは銀幕と呼ばれ、銀幕のスターがいた時代。
数々の名作、傑作が生み出された時代。
ただ需要と供給の関係で、数多くのB級映画も作られてはいたが、ピラミッドは高ければ高いほど頂点は高くなる。
底辺は広がらず、どんどん上に向かって伸びるピラミッドの頂点は、綺羅星の如く輝く不朽の名作。
時は流れ、映画にとっての宿敵"テレビジョン"の登場。
映画人口がどんどん減っていった時代。
しかし、日本映画はまだまだ健在、テレビでは取り上げないテーマ、テレビでは見ることのできないドラマを輩出。
作品にバイタリティーを感じた、本数は少なくなっているがそれを補ってあまりある内容の濃い映画の数々。
今でも決して色あせない問題作、話題作。
またまた時は流れ、映画にとっての天敵"レンタルビデオ"の登場。
ますます減って行く映画人口。
テレビ業界の映画への進出で、公開からテレビでの放映やビデオ発売の期間が非常に短くなり「わざわざ映画館で・・・・・・。」
スター不在の時代。
テレビドラマの低年齢化、アイドル歌手が主役、くだらないストーリー、視聴者をばかにするな!!!
日本映画もテレビドラマの後を追っているような気がしてならない。
日本映画はいったい何処へ行こうとしているのか?
久々の大ヒット映画の登場、海外の映画祭では高い評価を受けている今の日本映画。
しかし、これでいいのか?
日本映画のレベルは、確実に落ちているのではないのか?
SEXだけを売り物にする映画。
「今なぜそれが?」訳の分からないコンセプトから生み出される数々の作品。
これは、決して作り手側だけの問題ではなく、観客の視聴レベル低下もその一因である。
何がよく、何が悪いかを見極められない、もしくは見極めない今の観客。
日本映画を日本映画と聞いただけで毛嫌いする今の若者。
1970〜80年代、年間100本弱の映画を見ていた頃、こんなことを考えたことはなかった。
今の状況が慢性化し、"日本映画とは何か?"と考えなくなる前に。
最近ATG映画をビデオで見る機会が多く、見る度に、このことが頭に浮かんでならない。
今、決して浮かれている状況ではないはず。
"だから何が""だから何を"と問われても、私自身がどうすることもできない。だからこそ、よけいに歯がゆい!!!
日本映画はいったいどうなって行くのか?何処へ行くのか?(完)


274.来ました。

投稿者:sode - 2000年 09月 27日 21時 34分 08秒
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 まぁ、むずかしいことは置いといて、このままでいいと思う。
他のかたも書いていましたが、今はハリウッド映画が売れているというだけ
のことでしょう。観ればわかるけど、ハリウッド映画は必ずしも優れている
わけじゃないけど、お金を払う価値があると感じる人が
多いというだけのこと。
いまの日本映画もよくやってる。最近の作品の中にも、日本人として
誇りに思える作品もいくつかある。

ただ、TV系の人が下手くそな映画を作るのだけは勘弁。
それでヒットなんかしちゃって間違った方には行ってほしくない。


275.いい邦画もあるぞ!

投稿者:おぼ - 2000年 09月 27日 22時 09分 17秒
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 はじめまして。
 一人前に批評もどき、してます。興味ある方、HPへどうぞ。

 さて。
 先日、「ホワイトアウト」見てまいりましたが、散々でした。
結局のところ、何を訴えたかったのか。それが見えなかったので。
男同士の友情?わからん。
前評判があまりにも良かったので期待したのがいけなかったのかも。

ここ最近の邦画、「催眠」はなかなかハラハラしてよかったな、と思って。
それ以来邦画を見るようになったのですが。

私の中のワースト邦画は
「梟の城」「ホワイトアウト」です。

でもいい邦画もありますよ。
「釣りバカ日誌」とかけっこうすき。
一番好きなのは「たんぽぽ」最高です。

邦画のいいところって、人間の「人間くさい」ところの捕らえ方だと思う。
そういう映画を撮るのには莫大な予算もスケール感もいらない。
日常を、あるがままに。
「こういうのって、あるある!」みたいな感覚。
舶来モノを目指さずに、良いところを伸ばしてほしい。

最近流行りモノの邦画しか見てないので、
単館をもっと見て勉強したい。デジカメ使った映画というのもあるらしいし。
文章ヘタですみません。失礼しました。


276.スタアシステムウウ??

投稿者:Tanu2 - 2000年 09月 28日 00時 17分 19秒
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 俳優=映画ぢゃねーでしょお。プロマイドぢゃねーんだから。そういうのもあったっていいけどね、その程度のもんで。
作品論で話しないと始まらないでしょ。
スターで映画を論じるのは、(バカ)アメリカ人と日本人くらいなもんだ(アジアはほとんどそうじゃねーかっていう突っ込みは無しね、分かってるから=笑)。
他所じゃ「演出」で映画を観るもんよ。フツー。教養があれば。


277.ちょっと一言

投稿者:翔Time - 2000年 09月 28日 17時 30分 14秒
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 え〜、最近の俳優や、タレントに対して、ちょっと一言。
「役者ごときが、舞台裏を語るでない!」


278.ども〜、来ました

投稿者:なおき - 2000年 09月 28日 19時 54分 54秒
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 どうもはじめまして〜、自分も映画が好きなんでちょっと語らせてもらいます。

 日本映画というものがそもそも独自の価値観を持っていると思います。
だから、売れるか売れないかっていうのは自分としてはどうでもよいと(笑)
この掲示板の主旨に反しているのですみませんが

日本映画って(映画にもよりますけど)見ていて身近なものを覚えます。
まあ、自分が日本人だからあたりまえなのですけどね
なんで身近に感じるかって思うのは、日本のことを上手く伝えている、表現しているからだと思う。
こういうことって大切だと思うし
外国人から見て、日本という国がどういうものか、どういう人間なのか
というのが良く分かると思います

自分は日本映画では
舘ひろしが主演だった”免許がない”とかが好きですが(笑)。
あれだって一つの日本を上手く表現しているし
世界とは一味違う日本の笑いもわかるとおもう。

あまり日本映画を見ていないのにこう語ってしまってすみません<m(__)m>


279.センノベ - 2000年 09月 23日 23時 31分 08秒

投稿者:あんさ - 2000年 09月 28日 20時 06分 58秒
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 センノベさんの、この書き込みそのまんまの映画、ありますよ。

 押井守さんの「AVALON(アヴァロン)」です。
(来年の初めあたりに一般公開で、今年の東京国際映画祭で招待上映されるようです)。
押井さん他数名〜10名ほどのスタッフを除けば、出演者もスタッフもみ〜んなポーランド人です(ロケ地もポーランド)。

当然、大抵のファンには邦画として認識されてると思います。
(僕もね)。

こういう形もありかなと思いますね。


280.センノベ案に同感。しかし――

投稿者:当サイト管理人 - 2000年 09月 29日 00時 41分 34秒
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>出演者に、日本人を使わない。ロケ地にも、日本を使わない。セリフは英語にする。監督は、アメリカ人にまかせる。以上を実行すれば、邦画は世界で受け入れられる。

 まさにその通りです!
 自分も、日本映画産業を立ち直らせる最終的な良案はそれしかないと考えていました。
 すこしも非現実的な企図ではありません。
 現に、ディノ・ラウレンティスやカルロ・ポンティなど、イタリアの大物製作者は、そうやって世界的ヒット作を生み出してきたのですから。

 実は……日本の映画人も、おっしゃる通りのことをすでにやってはいます。
 ただ、うまくいっていないのです。

 そのようにして撮られた映画には、「ベルサイユの薔薇」や「エデンの海」などがありますが、海外ではまるで注目されませんでした。
 角川も、「ルビー・カイロ」や「始皇帝暗殺」で失敗しました。
 オスカーを得た「ビューティフル・ファミリー」のほか、「親子ネズミの冒険」、「戦場の小さな天使たち」などを連打したサンリオも、結局、映画事業から撤退するハメになりました。
 NHKエンタープライズなどは、SF巨編一作のみで映画の製作を打ち切ってしまいました。
 極めつけは、ハリウッドの大会社を買収して北米市場へ乗り出したソニーで、責任者の人選を誤ったとはいえ不調続きの業績により、被った損失が二十億ドルといわれています。

 かくのごとく、世界に雄飛しての映画づくりに挑んだ人たちは、軒並み討ち死にしている有様なので、いかに妥当な解決策とはいえ、日本映画人がことをうまく運ぶには、商売人としていま少しの習熟が求められると言わざるを得ないでしょう。


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