邦画特集掲示板ログ24
(投稿231 〜 240)


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231.翻訳

投稿者:まき - 2000年 09月 23日 19時 23分 05秒
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 こんにちは。キャトル・セゾンのまきです。
 とっても面白い企画ですネ!

 先週フランスから日本に遊びにきていたフランス人のお友達と邦画の話しを
していたところです。
海外で高い評価を得ている邦画は、最近のものより黒澤監督や市川監督の作品が
多いようですね。
外国から日本を見ると、まだまだサムライ・ショウグン・キモノ・ゾウリという
印象が思い浮かぶことは否めないと思います。
多額の資金を投資した派手なアクションやホラー、SFXなんかはハリウッドが
得意とするところですからちゃっかり任せて、外国に評価される邦画を作るなら
素直に外国人が求める日本像を描いたらいいんじゃないかなと思います。
あ、賛否両論の『御法○』は、私は全く理解できませんでした。
それから『ものの○姫』も・・他のジブリ作品が好きです。

あと、外国で上映される時の翻訳ってどういう風に仕上がっているのでしょう?
もしかしたら翻訳にも問題があるのかもしれないですネ。
私も最近の邦画より、『書を捨てよ町に出よう』『金閣寺』なんかが好きです。

・・脈絡のない文章ですみません。
読んでいただきありがとうございます。(ぺこり)
また遊びにきます。


232.日本の映画

投稿者:JUK - 2000年 09月 23日 23時 19分 07秒
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 日本映画ですか?僕自身あまり邦画を見ないので大きな事を言えませんが、
明らかに日本は映画のパワーが無いとは思います。
そして映画よりもテレビの方が人気が出てしまうわけで…
最近見た「ホワイトアウト」も僕はいまいち好きにはなれませんでした。
でも、日本映画のホラーは良いと思います。
洋画だとその場で「ワッ!」ってビックリさせるのが支流なのですが、
邦画ホラーで自分の後ろがやたら気になるのは邦画ならではだと思います。
この「あと引く恐さ」が日本映画の武器になると思います。
日本映画の未来は明るい!?   たぶん。


233.邦画ですか〜。

投稿者:くらうん - 2000年 09月 23日 23時 27分 53秒
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 最近の邦画はよくなってきましたよね。北野たけしなんか賞とかもらってるし。(でもたけしさんの映画見たことないんですよね〜。なんかやくざ映画っぽいし・・・。)最近の邦画で一番いい映画と思ったのは「秘密」です。日本映画のしょぼさはあるけど内容はすごくよかったです。昔の邦画で面白いと思ったのは、「里見八犬伝」なんかよかったな〜。(めちゃ古いけど・・・。)ちっちゃいとき何回も見ました。
そんなわけでこれからちょくちょく顔を出させていただきますのでよろしく!!


234.世界で受けるには・・・

投稿者:センノベ - 2000年 09月 23日 23時 31分 08秒
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 日本映画が世界で受ける方法をお教えしましょう。

 それはまず、出演者に日本人を使わないことです。
また、ロケ地には、出来るだけ日本を使わないことも重要であります。
そして次にセリフを全て、世界共通言語である英語にすべきであります。
最後に監督は、できればアメリカ人にすべきであります。
以上を実行すれば、邦画は世界で受け入れられるでしょう。

えっ、それは邦画とは云わないって?
プロデューサーが日本人であれば、何がどうあれ、それは邦画です。
そういう邦画があっても、いいのではないでしょうか。


235.はじめまして

投稿者:えり - 2000年 09月 24日 00時 18分 28秒
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 邦画もいいのはたくさんありますよね。
私も邦画で最近いいと思ったのは「秘密」です。ああいう映画は今まで
あったようでなかったですよね。「リング」みたいなホラー系もつい観てしまう
けど、見どころが少ない気がします。
世界でおもしろい!と思ってもらうにはやっぱりテンポがよくてユーモアがないと
ダメなのかな〜って気がします。
あと、有名な俳優さんが出るのばかりヒットしますよね、なぜか。
だからタイアップがすごい!
無名の俳優さんが出てる映画でおもしろい作品を期待したいです。


236.邦画不幸か

投稿者:末代までの恥 - 2000年 09月 24日 01時 06分 10秒
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 結論から言っちゃうと、まぁ、無理でしょう。日本人が世界で活躍する
可能性は凄く高いでしょうがね。

理由は、国内でヒットしないものが、世界に通じる訳が無い。動員数とか
興行成績といったマーチャンダイズの指標が、興行関係者の買い気を左右
しますからね。又、よしんば国内で当たった邦画としても、ご存知の様に
概ね、ハリウッド映画の出来の悪いエピゴーネンですからね。米産のTVド
ラマを買ってきたほうが、100倍マシでしょう。出演者の知名度だけ取って
も、日本人とはケタ違いですから。

主催の方がどういう立場で、こういう企画を考えたのか知りませんが、チ
っとは建設的な意見を言わせてもらうと、

Vシネとか、単館系で上映された小品を、大切にかつ継続的にマーケットで
人目に晒す努力を続けて行くってのが一番だと思います。

面白い映画は当たる。しごくシンプルな理屈ですね。んで、非ハリウッド系
大作・中堅作品とは、明らかに違った基底音というものが、邦画・洋画問わ
ず存在してるでしょ?そこに賭けるというのが、実質的かつロー・リスクな
手法であると思っています。

みんなハリウッドには飽き飽きしている...その結果が『ブレアウィッチ〜』
のバカ当りに現れているわけで。こうした風潮に上手く便乗しないと、次の
風は何時来るか解らないっすよ。


237.日本人は・・・

投稿者:カネヨ - 2000年 09月 24日 01時 37分 31秒
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 日本人はコストを抑えて小さくコンパクトに物を作るのが得意ですから
映画も同様なるべく安くコンパクトに仕上げちゃうんじゃないでしょうか。
なので品質は良いと思うんですが・・・
(最近は品質も?かな)

ただ単に日本映画を世界へ売るんだったらハリウッド映画を
とことん真似してどんどん作れば良いと思います、
数打てば何本かは当たるでしょう。


238.ちゃんばら

投稿者:のぼりん - 2000年 09月 24日 05時 49分 14秒
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 僕も映画が大好きで自分のHPで、感想を書いたりしているのですが、日本映画ばかりは、期待はずれが多いですね。先日、見逃してしまった、「ケイゾク/映画」がビデオになったのでさっそく借りたのですが、これもがっくりでした。テレビシリーズが良かっただけに物凄く楽しみにしていたのですがね。
 娯楽映画は、「技術」であると思います。技術というのは、累積的に進歩するもので、日本映画は娯楽映画の分野ではまったく洋画に立ち遅れているんではないでしょうか。追いつくには、なりふりかまわず、徹底的な物まね、模倣で少しづつでも技術の勉強を積み重ねていくしかないと思います。
 その点、「ホワイトアウト」など、最近、新しい人材が、臆面もなくハリウッドのアクション映画を真似ているのはとても好ましい事です。90%のものまねと、10%のオリジナリティで行くしかありません。香港映画なんか、それで成功したわけでしょ。伝統的な作法に縛られ、今だに巨匠が映画を作りつづけているようではダメですね。 
 もっとも、日本映画にはすでに技術の積み重ね充分持った分野もあります。アニメ、怪談映画、チャンバラです。
 特にチャンバラは、今後もっと力をいれて、斬新なものを作ってもらいたいですね。エピソード1でダースモールとジェダイがやったような殺陣は、本来なら日本映画で作り出してもらいたかったと思います。残念、残念。


239.お邪魔します。

投稿者:ayumi - 2000年 09月 24日 16時 49分 49秒
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投稿アドレス:210.238.170.145

 すごい盛り上ってますね! 邦画は小学生の頃によく観ました。泣けたのは「15少女漂流期」(鈴木蘭々が妊娠した高校生の役で出てたような?)、「南極物語」かな。
邦画について個人的に意見を申しますと、私が映画が好きで洋画しか観ないのは、「嫌な事を忘れて、映画に入ることができる」デス。うまく言えないけど、現実を忘れ映画にのめり込みたいから、同じ日本人が出てる・日本の風景だと「憧れ」「夢」「願望」が生まれてこない。それが洋画だと、実生活からかけ離れた世界だからこそ、夢を見れる。
ああ、何を書いてるのかな。テーマからずれてますね!ごめんなさい。邦画が世界で受けてない、実はあまり意識したことがない・・・。「タクシー2」を観て「日本人ってこんなにカッコ悪く描かれるの?何あの爪って漢字」と思いました〜。それが原因?日本人ってルックス的には素敵とかカッコイイって世界の人から思われてないのかな?


240.食えなくなれば、必死にやる

投稿者:高橋玄 - 2000年 09月 24日 18時 44分 59秒
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gen@indexgun.com
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 私は所謂、劇場映画の監督としてデビューして11年経つ者です。残念ながら、皆さんに一発で名が通るヒット作はまだありません。
初めて訪れまして、皆さんのご意見をすべて拝読しました(私のHP常連さんの竹内さんや、私の映画に出演している俳優・山下真広氏も参加していたとは!)。
ここで展開されている皆さんの真摯な視線、議論の半分でも現行の日本映画会社内部にあれば、少しはマシになるような気もしますが、私は映画会社にはなんの期待も幻想もありません。

日本の映画が世界に売れにくいのは、そうしなくても食える連中が裁決する立場で映画業界に関係しているからです。「世界に売らなくても食っていける」というわけです。
映画産業国であるアメリカや香港に比べると、国外どころか国内においてさえ映画を興行的な失敗に追い込んでも担当製作者や担当プロデューサーの給料に影響なく、映画監督は「先生」であり続けられる日本の映画を巡る業態は、会社員映画製作者とプロデューサーにとっては天国です。
今更ではありますが、変わったと言われながらも未だに根強い、就職制度、終身雇用への信頼感のようなものが、本来「一発勝負の連続」でしかあり得ない映画という博打を、安全な社内業務に変えようとしてきたのが日本映画会社の変遷です。

どなたかのご意見の中に「大島渚」が映画をダメにしたとありますが、大島さん個人が日本映画をダメにしたかどうかは別としまして、アウトローを排除したことにより日本の映画が衰退してきたことは事実です。
ここで私のいう「アウトロー」とは、「ヤクザ」や警察用語の「暴力団」と同義ではありません。そこでヘタを売ったら明日がないという状況で、個人の信念と器量で商売をして生きる者をいいます。
かつては、どの映画会社にもアウトローはいっぱいいました。少々乱暴な比喩ですが、個人が商売で成功しようとする時、それはアウトローであるしか道はありません。

私の意見では、まず日本の映画会社はすべて解体(倒産、廃業)すべきです。そこで路頭に投げ出された、現在「映画製作社」「プロデューサー」と名乗る者たちの中で、どれほどの人間が映画屋として生き残れるか、そうした必死の環境の内で初めて「世界に売らないと食えない」という動機から、やっと考え方を改める可能性が生まれないでもないと思います(ほとんどの人間は就職先を変えるという発想でしょうが)。

私は過去に自分の製作・脚本・監督した映画で興行的に大失敗をし、個人で3億円以上の負債を抱えもしました。その結果学んだことは、やはり映画会社と協調していかなくては・・・ではなくて「もっと博打の場数を踏もう」と「日本人は博打が嫌いである」というものです。
それで、私は国外逃亡し香港映画界を中心としたアジアの「博打映画センス」と出会い、「あ、これでいいんだ。私は間違っていなかったのだ」と実感しました。丸5年、映画を撮らずに中国人的アウトロー精神と大変仲良くなって人脈を築き、自信を回復し、今年になって日本の大映とビデオ会社のミュージアムというところで2本撮りました(ご興味のある方は、私のサイトまで・・・宣伝)。
ところが、やはり日本には博打打の居心地は悪く、お客さんに観せる映画を作る商売として普通のことを言ってるだけで「危険人物」扱いされる始末。
結局、私は自分で出資者を見つけて新たな映画製作・配給会社を作りました。来月からスタートです。当面、私の監督作品から始まりますが、香港、台湾、タイなどアジア中心の他国の監督も起用する予定です。
ここでは日本映画も、商売の普通の考え方として世界にも売りまくるのですが、それは美学や哲学ではなく、私にとって日本の映画産業では私が食っていけないからだという理由によるものです。
自分のカネもかかってない者に「プロ」の自覚はあり得ないのではないでしょうか。誰でも食えなくなれば必死にやるでしょう。「契約」でなく、雇用制度に利した「月給取り」が素人博打を打ってるうちは、なかなか日本産の映画は世界には売れないと思います。
こちらの掲示板には趣味の差はあれ、映画に熱心な方々が集まっておられるので、ついつい宣伝してしまいました。私の映画は日本映画として、割合おもしろいほうだと思います。よろしく。


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