邦画特集掲示板ログ7
(投稿61 〜 70)


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61.返信が遅くなってしまいましたm(_ _)m。

投稿者:G-Trip - 2000年 09月 06日 00時 47分 26秒
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先日はうちの愚頁にご来訪いただき有難うございました。先週よりパソコンが
トラブってて、ネット接続できない状況に陥っていました。やっと今日になって
こちらに来させていただいた次第です。

う〜ん、日本映画を世界へ売る!ですか。難しいですね。映画制作は、監督や
映画スタッフの才能のみならず、映画という文化そのものをバックアップする
強力な体制がないと、なかなか良い作品はできないのかもしれませんネ。

黒澤監督ですら晩年の作品は、海外の映画製作会社や、ルーカスやスピルバーグ
の支援を受けて、持ち前の完全主義的作品をようやく創ってたんですよね。

韓国映画「シュリ」がどうして世界的に受けたのか。日本映画界はぜひ教訓にして
ほしいと思います。黒澤監督に続く、若き才能ある、映画創りに凄まじいまでにエ
ネルギーを持つ監督を発掘し、全面的に支援する体制を取らない限り、「シュリ」
を超えるような映画は日本では創れないのでは!?。

偉そうなこと言ってて私は日本映画あまり観てないのです(^^;)。比較的最近の作
品で面白かったのは「SAMURAI FICTION」ぐらいかな。岩井某とか、タケシの作品
いくつか観たけど、斬新さはあっても、世界に通用するとは思えません。

ところで「ホワイトアウト」はどうだったのでしょう。まだ観てません。原作を
読んだ限りでは、うまく映画化すれば「ダイハード」を超えるスーパーサスペンス
アクションになるはず。

映画はその制作国の国力と国民性が反映されるものだと思います。いい映画が
できるかどうかは、我々一人一人と決して無縁のものではないのかもしれない
と思ったりもします。

という事で、とりとめのない戯言が続くので、この辺でやめておきますネ(^^;)。
こちらのテーマは、結構触発される問題提起なので、今後も考えていきたいと思っ
てます。長々とスミマせん。それでは、また・・・。


62.はじめまして。

投稿者:つぼ - 2000年 09月 06日 00時 53分 44秒
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日本映画を世界に売る!と言う事ですが、これは「アメリカに売る」という事なんでしょうか?
というのも、先日テレビでもののけ姫が海外で放映された時の様子を見たんですが、その時にアメリカ人とフランス人の感覚がずいぶん違ってビックリしたのです。

まず違いは宣伝から。
アメリカの宣伝は声の出演者が誰であるかと、戦闘シーンの激しさを見せるのが中心。反対にフランスは自然のシーンを中心にしてました。
もののけ姫の本質は出演者や戦闘シーンにあるわけではありません(少なくとも僕はそう思います)。やはり、自然の美しさと厳しさ、それに対する人間の物語だと思うんです。
もしアメリカ人全員が出演者や戦闘シーンだけに興味があるのなら、物語の半分も楽しめてないんじゃないでしょうか。
そう考えると、文化の違うアメリカに分かってもらおうとする方がおかしいんじゃないかと思います。
確かに過去、黒沢明監督の映画などが大ヒットしたこともありますし、アメリカにだって心を揺さぶる、とてもいい話も映画もあるので、全員が理解しないとは言いませんが、きっと大ヒットは当分しないでしょう。

ちなみにフランスでは大盛況だったそうです。日本人と感覚がにてるのかもしてませんね。アカデミー賞より、カンヌで評価されている事を喜びましょうよ。


63.日本国内から

投稿者:せつら - 2000年 09月 06日 01時 11分 33秒
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私のHPへの書き込みを拝見し、早速訪問させて頂きました。
来てみてびっくり。白熱してますね。
で、私の意見なんですが、つい最近まで私も「邦画はつまらない」派でした。
堅苦しい、小難しいものや、大衆娯楽的なものしか知らなかったからです。
また、娯楽映画は気軽に見に来てくれる人が多い、
家族で安心してみることができる、といった理由から、日本人には好まれやすく、
宣伝費も多く出る。
そこで、そういった作品ばかりが目に付いてしまい、
派手やかな作品に隠れてしまっていた映画達に気がついていなかったからです。
田舎から大阪に出てミニシアターの存在を知り、様々な作品を見るようになって、
ようやく私は「邦画が好き!」と言えるようになりました。
これまでの書き込みに、「先入観」のことを書いている文章がいくつかありましたが、まさにその通り。
宣伝や人の意見を鵜呑みにして、いいものを見逃すなんてもったいない!
まずは日本国内です!
派手やかなハリウッド映画にばかり目を奪われてないで、もっと他にも目を向けるといい。いろんな発見ができるはず。
日本国内で認知度が高まり、確実に地位をつけてきたアニメーションは瞬く間にジャパニメーションとして世界へ進出しました。
日本人が日本映画を大切にして、偏見持たずに「いいものはいい」と思いつづけていれば、邦画にだってそんな時代はやってくるはず。


64.「古代日本」

投稿者:わたぼうパパ - 2000年 09月 06日 01時 36分 08秒
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 現代日本人の姿…まず、厳しい視点で言うと、この時点でかなり受け入れられないのも事実。 制作費の少なさ、なぜか低レベルなCGなどの技術…この現代、あの
「ゴジラ」シリーズはなんでしょう? とても恥ずかしい。

 しかしながら、昔「大魔人」では、特撮物でありながら、時代設定のせいで、大変すんなり観れたと思います。

 そう言うことから言うと、アニメ、CG以外で世界で勝負するなら、昔の日本…「江戸時代以前」での時代設定…の映画…特に剣・忍の世界などを、堅苦しい脚本にせず、世界の人でも難しくないようにつくってはどうでしょうか?

 単純に「カムイ伝」っぽいものでもいいとおもいますが・・


65.いろいろ

投稿者:Tanu2 - 2000年 09月 06日 01時 38分 37秒
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なんだか急に勢いづいてきましたねー(^^)
ココがキッカケになって、邦画を見る人が増えるといいなあ。
新しいのも古いのも。と、我が国は映画を大事にしてないんで、古い映画で見られないものが沢山あるんでした。
くっだらねー「日本アカデミー賞」みたいな宴会やってるヒマと金があるんなら保存に力を注げっての。国で。今やってるのは個人なんだぞ。

と、「シュリ」みたいのは日本じゃ無理ですよね。いや、あのパワーこそは見習うことはできます。見習わなければなりません。
でも撮影許可が大変ですよ、この国は。そんななかでもみんなガンバッテいるなあと思うんですよ。ゲリラ撮影したりして。

これは絶対面白い!なんて難しいでしょー。
だって好みは人それぞれなんですから。見方だって違うでしょ?
映画的に上質でも暴力映画だから嫌い、とか。
やっぱり自分で探すしかない。

ハリウッドのバカ映画のせいで、日本と(多くの)アメリカの観客は、じっと待ってりゃ楽しい思いをさせてくれる、と信じているようなんだけど、そんなワケないじゃん。
「自分の映画」は自分で探さなくちゃ。
観客がダラ〜としだしたのは、ここ20〜30年くらいのこと。昔はもっと積極的だったと思う。観客が。

日本はテレビが(マジで)映画を凌駕した国だからなあ。でも「しかたない」とは言わないぞ。決して。


66.回顧論ではなくこれからでは

投稿者:まるかむ - 2000年 09月 06日 02時 38分 40秒
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下の方までここの書き込みを読んでいないのでなんなんですが
日本映画を世界へ売るということですが
北野武監督がヴェネチア映画祭でグランプリをとったように
ヨーロッパでは日本映画はかなり評価されています
最近の作品であれば黒沢清監督の「カリスマ」がフランスで先行上映され
アニメ映画である「人狼」も高い評価を受けています

黒沢清監督が「カリスマ」上映時にティーチインで話されていたことですが
日本映画というのは実に幅があるというのです
この幅とはなにかというと「自分がとりたいモノがとれる」ということで
ハリウッド映画やヨーロッパ映画では確実にプロットの段階で
相手にされないようなものが映画として完成してしまう
これに対してヨーロッパの映画人なんかは日本映画に
怖いモノを抱いていたなんて言ってたらしいです

ぼく自身も大手の安っぽい企画モノよりも
ベンチャー系とかミニシアター系の邦画は勢いがあって大好きです
でも結局興行的に成功しないとどんなに面白くてもダメな映画みたいに
なってしまうものでそういう意味でたくさんの人に観てもらうことが
一番なんですがそういう映画って言うのは映画観る人だけが知ってて
それ以外の人は存在自体も知らないで適当な企画モノだけを観て
邦画ダメだって思ってしまうのが何だか悲しいですね
いや、企画モノも全然面白くないってわけじゃないんですが
今年は特にドラマの映画化とかテレビと連動とか
ホントに集客しか考えてないようなラインナップばかりが目立って
開いた口が塞がりませんでした

世界に売ると言うより自分の国の映画をもっと正しく評価するほうがいいのではと思います


67.地方に住む人は・・・

投稿者:半熟たまご - 2000年 09月 06日 09時 48分 11秒
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私は山陰の小さな町に住んでいるのですが、日本映画に限らず、映画全般を見る機会がありません。
2年前までは、首都圏に住んでいたので、ミニシアター系の映画を見に行く事も可能でしたが、今では映画館が1つしかないためにハリウッド作品等のメジャー作しか、見る事ができません。
(「ホワイトアウト」すら上映していない)
レンタル店も、あまりミニシアター系作品は置いてありませんので、正直言って最近注目されている『パワーのある日本映画』を見ていないのです。
地方に住んでいると、「日本に住んでいるのに、日本映画を見たくてもみられない」という現実もあります。


68.ガンバレ日本映画!

投稿者:点とらん虫 - 2000年 09月 06日 21時 04分 25秒
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少し長くなりますが、付き合ってください(スミマセン)。
皆さんの意見と重複する点も多々あります(ゴメンナサイ)。

映画はその国の文化だと思うのです。
したがって、各国で作られる映画はその国の文化の香りをもっている必要があると思います。
フランス映画らしさ、イギリス映画らしさ、イタリア映画らしさ、ドイツ映画らしさなどあると思います。
当然、日本映画には日本映画らしさがあってしかるべきで、それこそが日本映画が世界で存在しうる価値だと思うのです。

日本映画は間違ってもハリウッド映画を目指してはいけません。
ハリウッドはアメリカの文化です。
ハリウッドの映画産業には、おそらく何十年かかっても追いつけないと思います。
あらゆる分野の人材を含めた裾野の広さが違うのです。
映画を中心としたレジャー産業が巨大なマーケットとして存在しているのです。
そういったダイナミックなメカニズムが日本にはないのです。

それでも私は、日本映画は十分世界に通用すると思っています。
言葉の問題もありますので、世界的ヒットというのは大変だとは思いますが、それでも受け入れられるものは出来ると思います。
日本人しか作れない映画は絶対にあるのです。
そうした作品を見たければ、日本映画を見るしかないのですから。
しっかりと腰を据えた作品を送り出してほしいと思います。

あとは、日本映画を紹介、興行する熱意です。
日本文化の紹介なんだから、文部省ももっと予算を割かなくてはいけません。
各国で、日本映画特集などはどんどんやるべきなのです。
無料公開でもかまわないのです。
不必要な公共事業に国家予算を使うぐらいなら、そうしたことにお金を使うべきなのです。
一本見たら、二本目が見たくなるのが人情と言うものです。
この監督の新作を見てみようとか、この人の出てる別の映画も見てみようとか・・・。
そうして、日本映画ファンを創造すればいいのです。

で、冷静になって考えると、現在日本が世界で絶対なのはアニメですね。
人材も、技術も、作品も抜きん出ていると思います。
ディズニー・アニメとは一線を画した独自の文化を築いていると思います。


69.日本映画も捨てたもんじゃない。

投稿者:ゆうなぽん - 2000年 09月 06日 23時 13分 07秒
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音楽もそうですけど、どうしても欧米のものにあこがれる傾向は強いと
思うんです。私も昔は洋楽、洋画オンリーなころがありました。
でも、ときに日本語でダイレクトに伝わってくる歌詞が恋しくなったり、
日本人ならではの視線で描いた映画を見たくなるんですよね。

というわけで、やはり日本映画は日本人にしか分からない部分を
大切にしていくべきだと思います。
ハリウッド的にもヨーロッパ的にもならず、あくまで日本的。

世界に通用するかどうかは世界が判断することであって、
あまり外部からの評価を気にしないで作ってほしいなぁとおもいます。


70.シナリオが良い作品

投稿者:tamtam - 2000年 09月 07日 00時 02分 12秒
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世界に通用する映画=メジャーなエンターテイメント作品ならば
世界でオオウケになるのは現状では難しいでしょうね。
海外では映画産業に従事しているクリエイティブな人材が
テレビ・ゲーム・マンガ業界に流れています。
上記の業界も以前よりは活気がなくなってきたので
そこに流れる人材をどうにかすれば日本映画も盛り上がるのではないかと
思います。ちょっと気が長い話でしたね。

私の一番好きな邦画は「ラヂオの時間」です。
映画はシナリオなんだ!と痛感した作品です。
メジャー作品は無理でも
こういった、お金をかけなくても出来る良作がたくさんできれば
(せめて年4本は!)いつか認めてもらえると信じてますよ。


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