邦画特集掲示板ログ5
(投稿41 〜 50)


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41.はじめまして

投稿者:toyoki - 2000年 09月 04日 06時 12分 53秒
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インディーズ向上委員会の掲示板に書き込みありがとうございます。
日本映画を世界に売る!スゴイ意見交換の場ですね

僕が思うこと、あまり難しいことはわかりませんが、
日本国内で観る側も日本映画に目を方向けなければいけないような。
でも世界(外国)からみた日本映画って評判いいとおもいますよ。
文化を感じさせる映画にかたよるかしれないけど。
一番問題は日本人が日本映画をみなってとこに問題あるような気がします。
しかし、僕もミーハーなものでスグ外国映画に目がいってしまいますね。
どうしてでしょう?


42.個人的な嗜好ですが。

投稿者:抹茶丸 - 2000年 09月 04日 07時 55分 25秒
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率直に言って、日本映画って、画面に華やかさがない、というか、観ているだけで自分の人生を振りかえらざるをえない、ような作品が多いという印象があります。積年の顛末でしょうか?。何ら深いことを意識的に考えなくても観ているだけで没頭してしまう映画を、私は好みます。たぶん、ハリウッド映画にはそんな魅力があるのでしょう。


43.たしかに!

投稿者:isomura - 2000年 09月 04日 11時 48分 17秒
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金の使い方は間違ってるね(笑)なるほど。

でも、ソニークラスの予算でもやっぱり少ないと思います、僕は。
基本的に、日本人による映画がワールドワイドな市場では欲されていない。
人種や言語的な問題が、作品の質以上に壁となっている気がします。

んでも、それ以前に、
ハリウッド的なエッセンス(インディジョーンズとか、ゴジラのカーチェイスとか)
を不得手にしている邦画スタッフというのがあげられますよね!
仮に、ハリウッドと同じ予算、同じ俳優、同じロケーションが与えられても、
邦人スタッフがそれまでのノウハウで撮ったとしたらハリウッド的エッセンスには届かないのでは?
どう思います?


44.長くてすんません

投稿者:犬 - 2000年 09月 04日 15時 24分 21秒
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皆様初めまして。犬と申します。管理人様、助け船様、Tanu2様を始め皆様の様々なご意見、興味深く読ませていただきました。初回から長い書き込みになって申し訳ないですが、私にも書かせて下さい。

私の根本的意見は、邦画も面白い、です。もちろん駄作は死ぬほどありますが、それはTanu2様がおっしゃっているように世界中どこでも同じで、比率的には決して負けているものではないと思います。
しかし、ここは日本であるがゆえに、厳選されて輸入されてくる洋画に比べ、そういう駄作の邦画に接してしまう機会が格段に多いですよね。
そして人間には先入観というものがありますから、接してしまった駄作の影響で、どうしても邦画は面白くないと感じてしまうようになるのではないでしょうか。つまりは面白い邦画が埋もれることになってゆくのです。
その結果、邦画は売れない→宣伝費をかけて黒字にすることは難しい→企画先行型の駄作にばかり宣伝費がかけられる→その作品を見た人は失望し、邦画はつまらないという先入観を持ってしまう・・・堂々めぐりですね。

ただ、(私もハリウッド映画は大好きなのですが)「面白い」という尺度をハリウッド映画的な「派手」とか「見栄え」(もちろんそれだけじゃないですが)で計るならば、ほとんどの日本映画は「面白くない」でしょう。そしてその尺度が人間の本能に根ざしたものであるならば、実際問題として景気がよっぽどよくなって、相当巨額の制作費かけられるようにならないと邦画を「面白い」ものにするのはおそらく難しいでしょう。不可能ではないでしょうが・・・
また、そういう費用がかけられるようになっても、すぐに「面白い」邦画を作れるわけはないと思います。ハリウッド的な技法・ノウハウも長年の歴史と経験に裏付けられて形成されたものだから、いきなり金だけあっても無理だからです。有名な監督の邦画などでも、予算の大きい作品ほど、その使い方に迷っているみたいで結局駄作になってしまっているものを見ます。isomura様がおっしゃっているように、同じ予算等与えられても邦人スタッフがハリウッド的エッセンスに届くのはすぐには難しいと思います。
撮影上の規制が大きすぎることもあります。日本で派手なカーチェイスなどを撮影することは非常に困難で、だからといってこれを海外ロケで行うと渡航費用、滞在費を積算した出演料などそのシーンだけでとてつもない費用がかかってしまうはずです。

結局、日本映画を世界に売るというテーマを現実的に考えるならば、(ハリウッド映画の面白さは認めた上で)現時点ではハリウッド的面白さ(派手、見栄え)の部分を追求するのではなく、アイデアや展開の面白さを重点に見て「面白い」と断言できる日本映画を客観評価・紹介する非営利の民間機関などを作ってゆくのがよいのではないでしょうか。そういうサイトを大展開したり、認定シールをビデオパッケージに貼るなどして。
そこから観客の意識が変わる→邦画でも面白ければ興行収入が稼げる→製作予算アップ→ハリウッド的要素の強い映画を撮影する予算が出る→ハリウッド的要素を生かせるだけのノウハウを現場がつかむ出発点となる
のではないかと思うのは虫のいい話でしょうかね?でも観客の意識が変われば作り手の活力にもなると思います。

ドシロウトのくせにやたら長い&つまらない書き込み失礼しました。お読みいただきありがとうございました。管理人様、これからも頑張って下さいね。


45.確かに。

投稿者:せん - 2000年 09月 04日 17時 05分 17秒
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確かに邦画と洋画では客の入り具合も違いますねー。
特に邦画のアクションやSFX作品はいまいち見る気がしま
せん。洋画と比べるとスケールが小さいというか・・・。
こういう分野は、絶対に洋画に追いつけないと思いますね。

最近見た作品ではサスペンスっぽいのが面白かったので、邦
画はそういったジャンルでもっと内容を掘り下げたような作
品、個人的には「39」みたいな感じの映画が増えてくれれ
ばいいな〜と思います。

ただ、そういう作品を劇場まで見に行くのか?と言われると
それはそれで難しいかもしれませんけど。
やっぱり派手な映画の方が大きなスクリーンで見たいと思い
ますもんね・・・。


46.はじめまして。

投稿者:くまこう - 2000年 09月 04日 19時 30分 30秒
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くまこうです。
くまは実は映画歴すごく浅いんですが、映画デビューは
東映マンガまつりからはじまって、邦画ばっかりみてましたね。
なのに、今ではすっかり洋画ばっかり・・・。
洋画ってつまんないよっていわれてても、どれ?とかいってみちゃうんですよね。
邦画はやっぱりストーリでみせるものがあんまりないのかも・・・。
最近ホラーばやりでそのへんのは人がはいってたようだけど・・・。
そうじゃなくって、こころのうごきとか・・・。
やっぱり日本人どうしでわかる、ちょっとした表現とかあると思うんです。
そういうのをラヴストーリでも、ヒューマンドラマでもうまく
とりいれると、おもしろいんじゃないかなあ・・・。
ちなみに、だいすきな邦画は、中井貴一が主演した「ラブレター」です。
何度見てもないてしまいます・・・。
あんまりうまくいえなくてごめんなさーい。
ではでは。


47.日本映画・・・。

投稿者:あっこ - 2000年 09月 04日 22時 38分 50秒
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確かに日本映画はあんまりですよねぇ・・・。
そして日本人自身も観ている率はかなり低いと思うし・・・。

とにかく派手さではどーしたって負けちゃうし、
言葉で笑わすもの作っても「外国でヒットする」とは趣旨が違っちゃう。
日本語での面白いニュアンスからはずれますからねやっぱり。
日本ではかろうじてヒットしたとしても。

オースティンパワーズが日本でうけないように
こっちの笑いが通じるとは思えない。

かといってヤクザ映画作ったってそういうのスキな人しか楽しめないし。
(わたしは苦手系)

『ラン・ローラ・ラン』みたいなアイディア賞みたいな映画はつくれないものですかね。
あれは金かかってるわけでもないし派手なことやってるわけじゃないけど面白い。
ああいう路線なら日本もイケると思うんだけどなぁ・・・・。

一番やめてほしいのは
「ドラマでいいじゃんこんなの」
と思うような内容なものをわざわざ映画にすること。金もったいない。


48.のようなもの

投稿者:sasaki - 2000年 09月 05日 00時 07分 11秒
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わたくし、思うに日本映画は予算的な問題、国としてのバックアップが得られないのでハリウッド映画のようなものはスケールが違うので小粒になってしまうため正当な評価を得るには難しいと思います。
で、そうなると脚本、小道具の洒落た使い方など、小細工で勝負したほうがいいと思います。(ビリー・ワイルダー、ヒッチコック的な)
「椿三十郎」なんてはそういった小細工満点の作品、個人的には「七人の侍」より好きです。最近では「ラヂオの時間」が一番小細工度が高かったです。
あと、せっかく日本人が作るんですから、落語を参考にしてつくるのもおもしろいと思います。落語は話を最後まで聞かせるため、途中にたっぷりとくすぐりが入り、人間描写も繊細でウィットにとんでます、そして最後にあっと言わせるオチや気の利いたエンディング、それを一人で、言葉と扇子と手ぬぐいだけでやってるんですから。
それを映画に応用させて作ったらどうでしょうか。
たとえそれが海外に理解できない日本人特有のものだったとしても、作劇的にはおもしろくなると思うのですが。
ちなみに森田芳光監督の「のようなもの」はそんなおもしろさを随所に取り込んだ傑作だと思います。
日本製の電化製品が海外で評判がいいのは、コンパクトでいろんな性能が付いているから人気があるので、その技術とコンセプトを映画に応用したらどうでしょうか。
なんだかエラソーなこと言ってすいません。
それでは失礼いたします。


49.こんばんは

投稿者:RIKO - 2000年 09月 05日 00時 27分 16秒
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邦画ですが基本的にはあまり観ないです。
わざわざ大画面で観なくてもいいような気がするので。
それと洋画との大きな違いは“説明しすぎなとこ”
“表現がくどいとこ”わざわざ映像で映し出さなくても
観ている人には十分に分かる結果をしっかりと映像化して
しまうっていうか。。。わかります?
これからどうなってしまうんだろうっていうドキドキ感が
ないんですよ。先が読めるって言うか。意外性がないというか。
洋画ってこの先どうなるの??って終わり方する物が多いじゃ
ないですか。邦画にはそれがないような気がするんですよね〜。
なんか初めておじゃまして好きなこと書いちゃいましたが、
ホント、邦画には頑張って欲しいのであえて書かせていただい
ちゃいました。
とはいえ、アニメは頑張っていますよね。
邦画とは言わないのかしら・・・でも、日本のアニメは質
が高いと思います。アニメと共に邦画も頑張れ!
長々失礼しました。


50.日本と欧米

投稿者:伊澤隆司 - 2000年 09月 05日 00時 29分 53秒
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product@yahoo.co.jp
ホームページ:http://www12.freeweb.ne.jp/cinema/sairin/

Los Angelesの発展を紐解いて思うこと。
もし、日本が二次大戦で戦勝国になっていたら
邦画文化は世界に通用していたかも知れません。
強者が自分を正当化するための仕事であれば
死に物狂いで作るはずですから。

世界に通用する日本映画を考えたとき、
役者が日本人では通用しないと思われます。
日本人の顔立ち、体型、色合いは
残念ですが欧米では受け入れられません。

あとは、今活躍している映画人が後継者に向けて
邦画の汚い部分を見せてはいけない。
楽しく素晴らしいものだと思わせることで
憧れを抱く者が増え、過当競争が生じれば
或いは、新しい世界が開けて行くかも知れません。

難しいテーマにトライしていると思って感心しました。
大変な話ですが、
世界に通用する映画を日本から発信できたらいいですよね。


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