邦画特集掲示板ログ3
(投稿21 〜 30)


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21.はじめまして

投稿者:yosifumi - 2000年 09月 02日 05時 47分 12秒
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みなさん、はじめまして。
それにしてもアツイ掲示板ですね。
日本映画を世界に売るには・・・ですが、これにはいろんな要素がからんで、
現状ではまったくもって邦画は売れない状態になっていると思います。
日本映画界ほど、素人の人間に対し閉鎖的な空間はないでしょう。
映画界が新たな新人の監督、俳優を育てようという姿勢もまったくみられません。
邦画のラインナップを見ると、何度も同じ監督や、カメラマンの名前を目にします。ま、今映画界で活躍している方々はそれでいいと思ってらっしゃるんでしよう。
日本では映画を勉強する手段すらほとんどありません。
アメリカでは勉強したいと思う人は大学や専門学校、あるいは短大にいたるまで
いろんな場所が設けられています。時には映画会社が独自に学校を持っていたりもします。ま、卒業後実際映画制作に携わるには、日本もアメリカも相当な努力がいるという点では一緒ですが。
 とにかく、映画界に新しい風を吹き込むには、新しい考えが必要。その考えをもってくるのは、評論家でも、観客でも、今活躍中の監督でもなく、新人と呼ばれる監督達のあたらしい映画への挑戦だとおもいます。
 それに加えて、映画会社の姿勢も良くありません。もともとは映画製作が企業活動の根本であるはずの日本の主要な映画会社は、今や海外の映画の配給で収益を稼ごうというのが、基本になっています。これは企業の体質としてもよろしくないばかりか、日本の映画製作そのものに大きなダメージを与えているのは、言うまでもありません。本流を泳がずに、小魚の多い支流に流れて行ってしまったんですねえ。いずれは水もなくなって、枯れるでしょう。そうなった時には、新たな映画会社が現れてくれることを願います。どうして海外の映画会社のように、売れる映画で会社経営を盛り返そうという発想にならないのか・・。
 まだまだいろいろ書きたいんですが、今日は長くなってしまったのでこの辺で。


22.世界を目指す前に

投稿者:半熟たまご - 2000年 09月 02日 09時 48分 48秒
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はじめまして。皆さん情熱的ですね。私は中学生時代に「スターウォーズ」を映画館ではじめて見て、「映画」ファンになったちょっとミーハーな者です。
それ以来ジャンルを問わず、邦画・洋画色々見ましたが、最近の日本映画はやっぱり見たいと思いません。・・・というよりも、私自身が山陰の地方都市に住んでいて映画館自体が1ヶ所しかないので、見る事ができないのです。
当然、上映されるのは「タイタニック」クラスの超メジャー作。日本映画では「踊る大捜査線」「鉄道員」など。北野 武作品や、塚本 晋也作品などはビデオリリースを待つしかありません。
昔の黒沢 明作品のような娯楽性もあり、世界にも通用する映画をドカンと作ってくれる太っ腹な映画会社ってないんでしょうか?
はじめから「テレビが映画を殺した」みたいに諦めている感じがしてなりません。テレビサイズの映画は沢山ありますが、1800円お金出したのを後悔するような映画は勘弁して欲しいです。
世界を目指す前に、「面白かった」「恐かった」「悲しかった」「カッコ良かった」「楽しかった」等、どんな感想でもいいから観客に言ってもらえるような、皆が見たくなるような映画を作って欲しいです。
(アニメを馬鹿にするわけではありませんが、「ポケモン」だけじゃ、寂しすぎますよね)


23.邦画

投稿者:エミエミ - 2000年 09月 02日 20時 38分 51秒
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投稿アドレス:210.149.120.30
ホームページ:
http://miyabi.gaiax.com/home/emiemi

今、思っていることを他の掲示板に語ってしまって・・
もう、力がございません。そうだね。世界を目指す前に、人を育てて欲しい。
それと、私、日本独自の文化のように日本独自の映画で良いと思います。
ちゃっちいのは・・論外ですが・・・
今、アジア映画元気ですよね。でも、日本とは違う。
やはり、受けることを考えるより、人を育て、土台をしっかりさせて、
作って、世界中に観てもらって、そこで、受け入れられるのが自然かな?と思ったりします。受けるために、何かをしたくない。
しかし・・・邦画・・・元気になって欲しい。
「萌の朱雀」とか・・・私は日本人でも????です。
だから、世界中の人たちを相手にしなくて良いと思う。もうすでに邦画がマイブームになってるアメリカの人、フランスの人・・など、きっといます。
ごめんね。ちゃんと考えたことがないもので。ここには相応しくない、人かも。
ただ、私は色んな国の映画を観て、良い映画は良いと思い、面白いなと思い、
そういう、感性は持っているつもりなのです。「タイタニック」確かに素敵だったけど・・・それだけだったり・・・レオのファンですから。お金じゃないしなあ。
これから、ちゃんと、考えていきたいです。一応映画テーマのホームページですから。日本人にしか解らない映画もありますよね。たまに・・・まだ見てないけど「秘密」とか。これは広末さんが出てます。
そういえば、映画俳優さん、少ないですよね。映画だけのひと。浅野忠信・・永瀬君(キョンキョンの夫)かな?やはり、映画はお金的に俳優さんにしても元がと取れないとか、今の映画界の世直ししなくちゃ、だめかも。お金だけでなく、時間・体力・その場の空気を読めるかどうか・・・いろいろ、問題多そうですね。
日本映画が元気になること・・・考えてみよう。
今、元気だと思うのは「ドイツ映画」です。個人的に。私の中ではドイツですね。


24.日本映画

投稿者:ひらり - 2000年 09月 02日 22時 23分 15秒
ブラウザ:Mozilla/4.7 [ja] (Macintosh; I; PPC)
投稿アドレス:210.239.254.25
ホームページ:
http://www.know2.net/

わたしは、別に面白い映画であれば、どこの国のものであっても
気にしませんが、確かに日本人のわたしがみても面白い日本の映画って
少ないです。
それが問題でしょ、やっぱり。
輸出できる前に、品質保証ができないんだもの。

何が悪い、悪くないの前に、もっと、日本の人がたくさん映画を
みて、映画を好きになってほしいと思うのですよ。
そこから全てが始まります。
映画が好きな人が増えれば、きっといい作品も増えるはず。
みなさん、映画に行く時は、友達、家族を連れていきましょう。
それと、映画もっとやすくならないかなあ?


25.見分け

投稿者:いさな - 2000年 09月 02日 22時 31分 22秒
ブラウザ:Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98)
投稿アドレス:210.147.229.67
メールアドレス:
sawa-n@muh.biglobe.ne.jp
ホームページ:http://www.geocities.co.jp/NatureLand/4614/

はじめまして、いさなといいます。以後お見知り置きを。

私は気分によって見分けをします。
迫力が欲しいなら洋画、雰囲気が欲しいなら邦画。

迫力に関しては、お金とかスポンサーとかいろいろな兼ね合いから、
やっぱり日本映画は負けてしまう気がします。
ホワイトアウトはまさにそんな感じでした。
だけど、迫力ある映画が全て良いかというとそうでもない。
プライベートライアンとか映像は凄いけど、それだけ、っていう気もします。
でも、確かに引き込まれるし、映像とかCGとかの技術はやっぱり面白いです。
そう言うのは大画面で見た方が面白い。
一方、いい日本映画はどっちかと言ったら雰囲気で売るものが多い気がします。
菊次郎の夏とか、TUGUMIとか、shall we danceとか、
細かい、部分部分で売るのが多い感じ。
たしかにこういう種類の物ならビデオで見ても同じくらい面白い。

私はこんな風に見分け、しています。

日本映画は日本映画で良い物もちゃんとあるし、評価されている場面も
きちんとありますよね?
邦画がそんなに悪いわけではないと思います。面白いのが、流行に紛れて
見えないだけではなかろうか、と思います。
ただ、今世界レベルでCGブームなだけではないでしょうか?
そういう流れの中では、のんびりしたカメラワークの面白い邦画は
売れないと思います。
エミエミさんが言ってるみたいに、邦画すきな外国人、いると思います。

出ては消え出ては消えしている様な種類の日本の映画は、ちょっとこの場合、
無視していいと思います。
テレビでうけたら次は映画、って流れが染みついていますよね、今。
それは「映画」を作りたいんじゃない。映画館でテレビを見せたい。
だったらそれはあくまで日本で流行れば良いのであって、
世界に流す必要はない気がします。元ネタわからなきゃ面白くないし。

もうちょいして、ブーム落ち着いたら売れてくるのではないでしょうか?
(CG使ってるけど)アンドリューみたいなのほのほした映画が売れたし。
いい邦画は、もっと見て欲しいです。
あと、演技。。。下手でも顔がよけりゃっていうのが減ってくればいいなぁ
と思います。(コレは私見。)

ではでは。


26.みなさん、いらっしゃい( 19〜22へのレス )

投稿者:当サイト管理人 - 2000年 09月 02日 23時 14分 31秒
ブラウザ:Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)
投稿アドレス:210.227.243.18

 当サイト管理人の求めに応じられ、はるばるお越しくださったことに感謝します。
 日本映画がずっと面白くなってくれることを望み、その可能性を認めた者同士として、今後とも、長らくの付き合いを願いたいと思います。
 ここは本来、他のサイトとおなじく、気楽な気分で映画への思いを語り合う場です。
 管理者の思いが先走りし、こむずかしい口調で邦画の問題点を書き連ねる結果となったため、いくぶん難解な感じに、映画おたく調の様相を呈しているかもしれませんが、当サイト管理人の目当ては、ひとりでも多くの方に日本映画への意見を述べていただくことにあり、筆力や知識が足りなければ参加できないわけではありませんので、どの方もどうか遠慮せず、思うところのままを書き残していただけたらと思います。 


 ボールドウィン末男さん、いらっしゃい。
 云われるとおり、映画自体の集客力でブームが起こるべきものを、マスコミ戦略でカタチだけのヒット作に仕立てるようにしたことが間違いの大元でした。
 宣伝費を使って客を集め、凡庸な出来の作品を見せまくってきたわけですから、人々の邦画への信頼が地に落ちる結果となったのは当然です。
 また、こうした姿勢でつくられた映画が世界市場で通用するはずがないことも道理でしょう。
 

 ゆきこさん、いらっしゃい。
 この掲示板では、どんな長さでどんな内容のカキコでも大歓迎です。
 難しい映画論でなく、普通の映画ファンの思うところを二行、三行と書いてもらえるだけで十分ありがたいことなんです。


 yosifumiさん、いらっしゃい。
 人材を育成する努力を怠ることで今日の事態を招いた邦画産業が、ついに本業の映画制作からも手を引く。
 日本の観客ばかりか日本の映画会社が、日本市場での日本映画の商品性を見限るとは、恐るべき事態が到来したものだと思います。
 ここまできたら、われわれは「日本映画後の日本映画界」に希望を託するしかないのかもしれません。


 半熟たまごさん、いらっしゃい。
 おっしゃる通りです。ワンポイント・アピールだけでみんなが観たくなるような濃い口の魅力をもった映画が最近の邦画にはないんですよ。
 是が非でも見に行かねばいられないほど観客のニーズに応える映画をつくる……こんな、映画会社にとって当たり前のことができなくなっている現状は、邦画界が抱える難題が克服不能なほど多事にわたることを物語っているようです。

 以上は、当サイト管理人による投稿ナンバー、19番、20番、21番、22番の方々へのレスです。
 それ以降の投稿ナンバーの方々は、いましばらくレスをお待ちください。
 反応の鈍い管理人ですから。


27.こんばんわ、はじめまして

投稿者:HARU - 2000年 09月 03日 01時 48分 27秒
ブラウザ:Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)
投稿アドレス:202.219.154.180
ホームページ:
http://homepage2.nifty.com/sake-power/

はじめまして、WEB映画村のHARUです。そこで「日本映画を世界に売る」には、ですが私の独断になりますがまず日本映画に一言「安っぽい」という感じがします。アメリカなどでは映画の撮影にだいぶ理解があるらしく、撮影においては各州や警察などがだいぶ協力的だそうです。それであのような都市のど真ん中で大胆なアクションシーンなどが取れるのだそうです。日本は国土も狭く、市街地での撮影や都市での撮影には困難も多いとは思いますが香港でも国土は日本より狭いけれどジャッキーチェンを初めハリウッドで認められてきているので、日本映画も負けずに独創的でダイナミックな作品を作って欲しいと思います。長々と書き込んですいませんでしたが、今後もよろしくお願いします。


28.はじめまして

投稿者:nyao - 2000年 09月 03日 06時 27分 38秒
ブラウザ:Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Windows 98; DigExt)
投稿アドレス:210.155.113.191
ホームページ:
http://www.linkclub.or.jp/~fuk/

お金がかけられないなら、斬新なアイディアと練られたストーリー、
カメラワーク等のテクニックで面白い映画を作って欲しいと思っています。
日本の映画を映画館で観るにしても、レンタルして家で観るにしても、
がっかりさせられてしまうのです。
(単にいい映画を見逃しているだけなのかもしれませんが・・・(^^;)
日本にも面白い映画を作れる人たちがどこかにいると思うのですが、
埋もれてしまっているのでしょうか?


29.みなさん、これからもよろしく( 23〜28へのレス )

投稿者:当サイト管理人 - 2000年 09月 03日 07時 22分 02秒
ブラウザ:Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.01; Windows 98)
投稿アドレス:210.227.243.38

 わがサイトの邦画特集掲示板まで、おいでくださって有り難うございます。
 以下は、当サイト管理人による投稿ナンバー、23番、24番、25番、27番、そして28番の方々へのレスです。
 不眠で仕上げたため、おそらく書き込みされた方々の主旨に対し、ピントはずれなところの目立つレスになっているかもしれませんが、ご容赦ください。


 エミエミさん、これからもよろしく。

「日本独自の文化のように日本独自の映画で良い、世界で受けるために作ってほしくない」
 ごもっともです。

「色々な国の映画を観て、良い映画は良いと思い、面白いなと思う」
 あなたの映画の見方がいちばん健常なのかもしれません。

 けれども、このままでは邦画は、元気になるより先に滅んでしまう怖れがなきにしもあらずです。
 今の日本映画はある意味、旧天然記念物の「トキ」のような存在になりつつあると言えなくはないでしょうか。日本のトキを中国のトキと掛けあわせ、絶滅を防ごうとしたように、海外との合作を推し進めることで日本映画の種を絶やさない努力を迫られている気がしてならないのですが。


 ひらりさん、これからもよろしく。

「映画が好きな人が増えれば、いい作品も増えるはず。日本人はもっとたくさん映画をみて、映画が好きになってほしい」

 円満な解決法です。
 ですが、映画が娯楽である以上、観客側で頑張って観客が増えるものではないと思います。
 入場客を増やすには、やはり上映作品を面白くする以外に策はありません。
 日本映画界が国内での利益だけから元手を回収する仕組みにこだわり続けるかぎり、入場料も安くしようがないでしょうし。
 劇場側のサービスにもかかってきますが、高い料金を払って館内で狭苦しい思いをするなら、ビデオを借り、家でくつろいで見よう、という安楽志向は今後も変わらない気がしてなりません。


 いさなさん、これからもよろしく。
 いさなさんの云われんとすることは、日本の観客は、和食と洋食を折衷させるように邦画と外国映画を、気分に応じて見分けていくし、それでかまわないというものでしょう。
 当サイト管理人も、基本的にそれでかまわないと思うのです。
 さまざまなお国柄の映画が観られるというのは素晴らしいことです。
 裏返してみれば、日本映画が日本映画であることにこだわり続ける必要もありません。
 文化は無理やり保存するものではなく、未来の人々が選び取ることで残されるのです。
 今後、海外との合作が増えることにより、邦画から邦画らしさがどれだけ失われようとも、未来の日本人から愛され、受け継がれていくものこそ真の日本映画と言えなくはないでしょうか。 


 HARUさん、これからもよろしく。
 日本社会の映画づくりに対する無理解と非協力が、邦画の製作条件をいっそう不利なものとしているのは間違いありません。
 国の助成が受けられぬばかりか、法規でロケにまで制約を課せられる。
 当サイト管理人などは、いっそ、広々とした国外へ出て、雄大なスケールでロケ撮影をおこなったら、と思ってしまいますが、やはり日本映画人の体質が改まらないかぎり、「復活の日」や「敦煌」のような結果に終わるだけなのかも……。


 nyaoさん、これからもよろしく。
 日本にも面白い映画をつくれる人たちは大勢いるはずです。
 それらの人材は埋もれているわけではなく、邦画界が、有効に活用できずにいるだけなのでしょう。
 もしも、現在の映画界をマンネリ化させている連中の代わりに、それらの人々が才能を発揮する機会をあたえられ、一斉に第一線に躍り出ることになれば、日本映画は面目を一新すること確実なのですが、いかんせん、まだその時期は来ていないように見受けられます。


30.釈明

投稿者:ひらり - 2000年 09月 03日 10時 40分 39秒
ブラウザ:Mozilla/4.5 (Macintosh; I; PPC)
投稿アドレス:202.214.21.195
ホームページ:
http://www.know2.net/

別に観客側ががんばる、という意味で書いたのではありません。
何でも、いいのです。
ハリウッド映画でも、フランス映画でも、イラン映画でも、香港映画でも、
いい映画をできるだけたくさんみることができる、という環境を
作っていくべきだということです。
それは、観客側だけでなく、制作側も、ということ。
いい映画は、みんなでみて、感動を分かち合うべきだと思うのですよ。
そうでないと、日本の映画の行く先は暗いでしょう。


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