204.レス
投稿者:リズ - 2000年 09月 20日 08時 28分 29秒
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べいびーさんへ。
「アドレナリン・ドライブ」の評価ありがとうございました。
知人がプロデューサーをしていて、べいびーさんの感想を聞かれたら、喜ぶと思います。
ジョビジョバを起用するのはかなりの冒険だったと聞いています。
もちろん監督を始め、一部の方には最初から理解していただいていましたが、やはりお堅い頭の方にはあの演技が分からないのでしょうね。いろいろ苦労があったと聞いています。
そうそう、製作で参加してるメンバーがやくざの(爆弾で吹っ飛ぶ)下っ端の役などで顔を出しているのでまた見る機会があったら注目してみてください。
いちろうさんへ。
だから情報のソースはどちらですか? 毎週見てるのは分かりました。
同業者の方なら、今後お仕事で会うときはよろしくお願いします。
そのBox Officeは、Daily? Weekly? Mid-Weekly? Yearly? Per Theatre?...
とにかく、Exhibitor Relations Co. Inc.に問い合わせたところ、1998年8月25日付けの記録で、OpeningGrossは$470,084でした。いちろうさんがどこから出た記録で、いつのだか、全米の記録かそれとも都市限定かなどと記されていないのでこれ以上言ってもしょうがないですが、以下が、Exhibitor Relations Co. Inc.からおくられてきた記録です。
Title:The Adventures of Milo and Otis, / OpeningDate:08-25-89 / ClosingDate:10-19-89 / TotalGross:$2,893,685 / OpeningGross:$470,084 / Theaters(Opening):239 / Theaters(Widest):244 / 1stWk%:16.25 / PerThtr:11,859 / Distributor:Columbia
1000万ドルいかなくてもTOP10に入ることはよく知っております。
しかし、$470,084ですよ。そのうえ公開時は夏の大切な時期。
この封切り前に1989年TOP50に入る歴代映画が公開されているのはご存じですよね。ご存じないようでしたらBox Office Mojoが公開日と共にTOP50を載せているのでご覧下さい。
http://www.boxofficemojo.com/topgrossers89.html
そしてこれらの作品が秋に入ってもTOP10にずっとランキングされていたのはご覧になっていればご存じのはずです。(だから情報のソースはと聞いたんですけど。たとえば、Per TheatreとかOpeningGrossだけなら違ってきますからね。(^^ゞ)
あと、「リング」「ラブレター」「鉄道員」に関してなぜ、アジア市場と言う方が正確ではないでしょうか? これに関しても情報のソースがどこだか知りたいですが、宣伝文句そのままの気がします。
「リング」がヒットしたのはシンガポール。他には香港に出しています。
ワイルダーさんも書かれていますが、欧米には向かない作品でヨーロッパの映画祭には出してますが、受けが悪かったです。
「ラブレター」はアメリカではインディーズ系作品とアート系外国映画を特に扱うFine Lineが配給してますが、限定公開でTOP60にも入りませんでした。
これもヒットしたのは、シンガポール、台湾、香港などアジア市場です。
カナダの公開は1995年9月8日のトロント国際映画祭の上映です。
あと、アメリカで公開された1998年にケート・キャプショー主演の"The Love Letter"という映画があるのでお間違いなく。日本の「ラブレター」は"Letters of Love"というタイトルで公開されましたので。
「鉄道員」についても同じです。ヒットしたのは韓国、シンガポールです。カナダではモントリオール映画祭での上映、あとアジ・パシフィックフィルムフェスティバルでも上映されました。アメリカでは、Japanese Circleという映画サークルでの上映。
いちろうさんの情報のソースが明らかされないので、これ以上聞いても無駄な気がしますが、良作の邦画から救いようのない邦画まで、海外の映画祭に出品したり、配給できるように営業してきてますが宣伝文句は鵜呑みにしない方が良いですよ。
過去にも何人もの方が書かれているようにアジア市場をターゲットにすれば、ヒットするし、ワイルダーさんが説明してくださっていますがアジアでのヒットできるのは役者の顔が知られているからです。香港やシンガポール、台湾など行かれた方はご存じだと思いますが、日本のドラマが見れますよね。あと、アメリカへ日本の作品がなんかしらの形で出ているのは、出てもらわなきゃ困るとも言えます。フジ(ポニー・キャニオン)を取りあげると、仲介するアメリカベースの会社と契約してますし、駐在員も置いているので・・・。(^^;;
今となってはビデオの回転率も良かったので言えますが、「元気の神様」という題名で丸ノ内シャンゼリゼで打ち切られた作品を海外の映画祭へ出しまくりました。(^^ゞ
えっと、海外の映画祭へ出品を希望するのはれほど難しくなく、公開日などの条件をクリアすれば資料とビデオを付けて郵送すれば終わりです。カンヌだって、まずは資料とビデオを送付するだけです。
まあ、それで40近くの映画祭へ出品希望を出し、有名どころではブリュッセル国際ファンタジー映画祭、無名のではドイツの子供映画祭、アメリカのフロリダ映画祭に出品しました。出品すればなんかしらの賞がいただける映画祭に参加したのはいうまでもありません。
ビデオ発売、フィルムが海外から戻ってくる頃には無名ながらも20近くの映画祭で上映され、観客賞も取っていました。
もちろん、ビデオパッケージにはお決まりの「世界中が泣いた!」の文句を使い、ビデオ業界誌には映画祭のよい映評のみと、上映の時の観客数をそのまま「海外でも*万人が泣いた!」なんて子供向け映画として回転率が高くなることを売っていました。
最後に、友達が教えてくれたのでご紹介します。
"The Adventures of Milo and Otis"の予告編が下記のURLで見れるのでオモシロイですよ! DVD、ビデオが再販されたので、興味のある方はアメリカバージョン(日本バージョンより上映時間が短い)を見てみてはいかかでしょうか?
http://www.checkout.com/movies/title/info/0,7695,801968,00.html
205.ワイルダーさんすみません(^^ゞ
投稿者:リズ - 2000年 09月 20日 08時 36分 57秒
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すみません、下の書き込みで「さん」が抜けています。
本当にごめんなさい。m(__)m