195.いちろう さん
投稿者:リズ - 2000年 09月 19日 10時 10分 00秒
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あまりに気になったのでまた書き込みさせていただきます。
いちろう さんへ。
その情報のソースはどちらでしょうか?
「子猫物語」はアメリカではコロンビアが配給して、「ベンジー」みたいに売り出したのを記憶しています。
ただ、ヒットしたと聞いたことがないので父に聞いてみたところ(ポニーキャニオンに勤めているので。「子猫〜」を製作したフジ系列だということはご存じだと思います。)、トップテンにも入らなくて、ヒットしたとは言えないのではないかと言っていました。
何分にも、1989年全米公開なので、手元に古いVariety誌がなくて正確な数字が出せなくて恐縮ですが、インターネットのサイトで調べたところ、The Numbersで、Total Grossが見ることができました。
「子猫物語」The Adventures of Milo and Otisは、1989年8月25日に封切られ、トータル$2,893,685の興行収入となっていました。
http://www.the-numbers.com/movies/index1989.html
「子猫物語」より興行収入のあった「Shall We Dance?」でさえ、第1週目の結果は28位ですよ。
「Shall We Dance?」のTotal Grossは$9,676,677
http://www.the-numbers.com/charts/weekly/1997/19970711.html
ポケモン・ブームの話で言いたかったことは、興行収入がどうとかより、アメリカ風に手を加えてヒットして、そのことに触れず報道し、“日本の作品”として全米でヒットして認められたと思ってしまうのは問題ではないかと言いたかったのです。
いちろうさんが取り上げられた「子猫物語」だってそうです。
父がアメリカ公開時の宣材を持っていたので画像を紹介しますが、

上の画像を見ていただければ分かるように、日本での公開時のイメージと違うと思いません? 知らなければアメリカの作品と思ってしまうでしょう。実際、ダドリー・ムーアが吹き替えしたので、ハリウッド作品と間違ってもしょうがないですが・・・。
アメリカ風にアレンジしてもヒットすればいいじゃん、と言ってしまえばおしまいですが、Tanu2さんも書かれていますが、せっかく私たち日本人が作ったアニメをアメリカ風にしないと売れないなんて、悲しいと思いません?
あと、海外の監督が日本のアニメに影響という点で・・・
これまでも数々の日本アニメがアメリカに入って来てはいました。
しかし、ほとんどが(セル)ビデオのみか短期間のTV放映でした。
その場合は、儲けも少ないのであまりアメリカ風にアレンジはしません。(その点はキャラクター権まで買い付けて配給したポケモンとは違います。キャラクター権まで買った場合、多大なお金がかかりますし、全米公開しないと採算が合わないし、キャラクター商品まで売れなかったら莫大な損害を抱え込んでしまいます。)
なぜなら、セルビデオの場合はほとんど一般の市場向けではなく通販や日本で言うコミケみたいなマニアの集まりで販売されていました。
通販の広告も、Premiereなど有名映画雑誌に載るのではなく、ホラーやSFのマニア雑誌でたまに見かける程度です。
TV放映は、日本と同じ様にTV局は日曜日の朝の枠に必ず子供向け番組を流すのですが、アメリカで作るより日本から古いアニメを安く買った方がお金がかからないのでかなり古いアニメなどを買って(作品によっては主人公を外人に仕立ててました)放送していました。
あと、「リング」とかですが世界中というのは語弊があるのではないでしょうか?「リング」(英語タイトルRingu)などは、劇場公開作品としてはアジア市場にしか出していませんが。アメリカでは公開もされていませんし。
さらに、日本の映画産業だと100万人以上動員数があるとヒットと喜びますが、日本の場合は空ダマが多いのをお忘れなく。社員は売れない前売りを50枚、ひどい時は100枚と買わされ、初日動員数集めに走るんですから。