434.世界に通用するを考えるにゅう。
投稿者:ぽぽい - 2000年 10月 25日 14時 36分 54秒
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はじめましてにゅう。ぽぽいといいまにゅ。以後よろしくにゅう。
さてさて、映画で世界に通用する邦画をとのこと。
なかなかいいでにゅ。
ところで、その「世界」でにゅが、主にアメリカ「ハリウッド」を指しているように感じられますにゃ。なので、それを踏まえた上で、はなしまにゅ。
ハリウッドが世界的に支持される大きな要因は、「わかりやすさ」にあるとおもいまにゅ。勧善懲悪の構図が、どの国の人が見ても分かるようになっていることが、あげられます。たいして、他の国の作品はというと、(ぽぽいの主観では)映像の斬新さ、話の新鮮さが大きく賞賛される傾向にあるとおもいまにゅ。
さて、そこで日本の現状はというと、過去何年間も作ってもハリウッドに評価されないことに、一種の諦めを感じているのではないかとおもいまにゅ。ところが、えぐさ、グロさ、エロエロさ(ぽぽいは特に、やくざ物のようなもの)をつくると、
ハリウッドはともかく、各国の映画評論家に「あたらしい!!」という評価を得ることが出来ました・・。そこで、評価されるために、わざわざ、その方面を推し進め、まるでそれだけが「権威」のような態度を取る傾向にあるようにおもいまにゅ(残念ながら)。もうちょっと肩の力の抜けた、ドラマの延長みたいな話でいいのににゃあ。
とどうじに、アメリカでは、「もののけ姫」が評判良くない。これ、理由が「わかりづらい」からなのだとか。徳間のお偉いさんが怒ってた。もちろん、映画において、「わかりやすさ」も重要だとおもいまにゅが、それがすべてではないにゅう。
もののけ姫の場合、自然破壊にたいする問題定義的な意味合いが強い(宮崎駿はナウシカでもやってる)。そこが、評価されるべきなのだとおもうにゃ。逆にいえば、日本はそういう問題定義に関して、世界よりも目が高い(知識的な素養が高い)と思う。
とどのつまり、何が言いたいのかというと、あまり殺伐としなくてもいいから、
もう少しわかりやすく、なおかつ、表現したいことを明確に持った作品を作って欲しいにゃ〜〜、ということなのでした。